アーカイブ(2022年)
8月8日 企業文化の創造(1)・・・グンゼ
おはようございます。
明るく元気な職場づくりにむけて、より前進してまいりましょう。
今後ますます『明るく元気な企業づくり』のために「企業文化の創造」について再確認をしておきたいと思います。
以前にも何回か本コラムでも取り上げましたが、今回は「企業文化」に焦点をあてて企業文化とは何か?どこに向かって努力をしていくか?等々についても企業の事例を通じて紹介をしていくことにしましょう。
第一回目は「グンゼ」を取り上げてみます。
以前にグンゼの本社がある綾部を訪れた際に、知人からグンゼの物語を聞く機会がありました。
とても印象に残りましたので、その物語を知ってもらいたいと思います。
もともとグンゼは養蚕と製糸から始まって、いまや幅広い製品を製造販売しています。
【こんなところにグンゼ】(公式HPより)
よく知られているように、グンゼの登記上の本社は京都北部の「綾部市」にあります。本社機能は大阪ですが、本社だけは綾部市から離れることはないと言われています。
それは、グンゼが明治26年(1896)に何鹿郡(現・綾部市)で設立されたからなのですが、そこにはどうしても綾部を離れることはできないという今日に至るまで続く深い思いがあるからです。
創業者は波多野鶴吉です。
彼は、もともと若い頃にやんちゃをして、放蕩し身をもち崩しました。
それで故郷に帰って、その生き方を反省し回心します。
仕事として教師を選び、子どもたちに学問を教えるようになりました。
しかしあるときに、女の子がある年齢になると学校に来なくなっていることに気がつきます。
なぜなのか不思議に思っていたところ、女の子の家庭の事情を聞いて愕然としてしまいました。
その地域があまりに貧しくて、女の子たちは売られていってしまうという現実があったのでした。
波多野鶴吉は「これではダメだ。この町を豊かにしなければ」という決意から産業を興して、地域全体が豊かになるように考えます。
それで養蚕・蚕糸の産業を展開していきました。
地元でつくる品質が悪かったため、栃木県や福島県に技術者を派遣し、最新の技術を導入すること、そして人を育てることに重点をおき、努力を重ねていくことになります。
その結果、品質は抜群となり、何鹿郡(いかるがぐん)の生糸の評判は世界的にも有名となっていきました。
それでグンゼは株式会社としてスタートすることになりました。
その際に地元の養蚕農家にも声をかけて、わずかでも良いから株を買わせて株主となることを勧めたとのことでした。
グンゼは何鹿(綾部)という地域から誕生した会社であり、地元の女性たちが働く場をつくり、この産業によって地域が活性化し豊かにしていくという
志からスタートしているわけです。
ちなみに、グンゼという社名はもともと「郡是」(ぐんぜ)と書きました。
**********************
地方産業振興のため、全国を遊説した前田正名のこの所信に、波多野は強く共感しました。
何鹿郡発展のために農家に養蚕を奨励することが郡の急務であり、「郡是」であると考えたのです。
これが蚕糸業の振興を目的とする「郡是製絲株式會社」の社名の由来です。
**********************
つまり
郡=京都府何鹿郡(現在の綾部市)
是=正しい方針
という意味です。
国の正しい方針を「国是」といい
府県の正しい方針を「府是」「県是」といい
市の正しい方針を「市是」といい
郡の正しい方針を「郡是」というわけです。
ちなみに会社の正しい方針を「社是」といいますね。
だからこそ「郡是」という名前が示すように、地域を活性化するために設立された会社であるため、本社登録だけは綾部から動かすことをしないと創業の物語があるそうです。
それでグンゼ(郡是)は地元の女性が働くための会社として成長し発展をしてきたとのこと。
創業当時の「郡是」の方針は「信」であり「至誠」であると示されています。
8月9日 企業文化の創造(2)・・・グンゼ②
おはようございます。
企業文化とは何かといえば、簡単に乱暴に言ってしまえば「らしさ」です。
自動車でトヨタとホンダといえばずいぶんイメージが違いますね。
トヨタらしさ、ホンダらしさ、が何らかのカタチで感じられるでしょう。
また、パナソニックとソニーではそれぞれの製品に「らしさ」があります。
最近のアップルは、スティーブジョブズが活躍している時ほどに創造的ではなくなっているように思いますが、iPhoneやiPadなどの製品にみられるアップルらしさが、そのデザインや機能からも感じられます。
そしてこの「らしさ」が失われていくとき、企業の成長が止まり、衰退していくことになります。
そのような視点からすれば、日本の企業はおしなべて「らしさ」を失いつつあり、元気がなくなってきているように感じます。
阪口製作所のプレスの製品を見て、お客様が「阪口らしさ」を感じてもらえることがあるとすれば、そこに阪口製作所の企業文化が伝わっていることになります。
お客様が満足し、感動するモノづくりができるように、「不可能を可能にする」というテーマに社員が心を合わせていくことができるようになる力が企業文化でもあります。
そこでグンゼ(郡是)の創業と発展の原動力となったのが創業者の「思い」です。
まさに「郡是」・・・地域社会の発展のための基本的な考え方がありました。
創業者の波多野鶴吉は製糸工場を建て、そこに地元の女工を入社させました。
そして熱心に教育を行ったのです。
寄宿舎を建て、若い女工たちは仕事の終わった夜に、修身、読書、算術、裁縫などを学ばせました。
また給与の中から積み立てをすることとし、それを会社が預かり、結婚する時にそれをもたせてやったといいます。
女性が教育を受ける機会が少なったので、働きながら学ぶことができたことを喜んだ人は多かったそうです。
波多野鶴吉は「一度会社に入れた以上は自分の娘として入れたわけであるから、どんなことがあっても退社させず、よく面倒を見て立派な人に仕立てなければならない」と語っています。
こうした愛情のなかで、グンゼ(郡是)の生糸は世界的に認められる品質を誇ることになります。
そこには、仕事への姿勢を次のような教訓を伝え、若い工女たちはしっかりと受けとめていたという背景があります。
************************
一、心が清ければ、光沢の多い糸ができる
一、心が直ければ、繊度の揃うた糸ができる
一、心に平和があれば、節のない糸ができる
一、心に油断がなければ、切断のない糸ができる
一、自ら省みて恥ずるところがなければ、力の強い糸ができる
*************************
アメリカの織物業社スキンナー商会との取り引きが始まり、工場見学をして生糸の品質の高さの背景には、創業者と現場の工女たちの誠実な精神性を目の当たりにして驚嘆の声をあげました。
スキンナーが「寄宿舎はまるで学校のようだ」と言えば、波多野は「表から見れば工場で、裏から見れば学校だとみんな言います」と答えていたというエピソードが残っています。
「物語」とは、まさに「物」が「語る」ことです。
グンゼの「生糸」をみれば、この品質をつくり出す人たちの精神性が自然にその製品自体が語り出してしまうのです。
阪口製作所の合い言葉は「不可能を可能に!」ですね。それぞれのポジションで、その役割と責任をしっかり果たしながら、そこに「らしさ」を表現してもらいたいと思います。
企業文化とは何かといえば、簡単に乱暴に言ってしまえば「らしさ」です。
自動車でトヨタとホンダといえばずいぶんイメージが違いますね。
トヨタらしさ、ホンダらしさ、が何らかのカタチで感じられるでしょう。
また、パナソニックとソニーではそれぞれの製品に「らしさ」があります。
最近のアップルは、スティーブジョブズが活躍している時ほどに創造的ではなくなっているように思いますが、iPhoneやiPadなどの製品にみられるアップルらしさが、そのデザインや機能からも感じられます。
そしてこの「らしさ」が失われていくとき、企業の成長が止まり、衰退していくことになります。
そのような視点からすれば、日本の企業はおしなべて「らしさ」を失いつつあり、元気がなくなってきているように感じます。
阪口製作所のプレスの製品を見て、お客様が「阪口らしさ」を感じてもらえることがあるとすれば、そこに阪口製作所の企業文化が伝わっていることになります。
お客様が満足し、感動するモノづくりができるように、「不可能を可能にする」というテーマに社員が心を合わせていくことができるようになる力が企業文化でもあります。
そこでグンゼ(郡是)の創業と発展の原動力となったのが創業者の「思い」です。
まさに「郡是」・・・地域社会の発展のための基本的な考え方がありました。
創業者の波多野鶴吉は製糸工場を建て、そこに地元の女工を入社させました。
そして熱心に教育を行ったのです。
寄宿舎を建て、若い女工たちは仕事の終わった夜に、修身、読書、算術、裁縫などを学ばせました。
また給与の中から積み立てをすることとし、それを会社が預かり、結婚する時にそれをもたせてやったといいます。
女性が教育を受ける機会が少なったので、働きながら学ぶことができたことを喜んだ人は多かったそうです。
波多野鶴吉は「一度会社に入れた以上は自分の娘として入れたわけであるから、どんなことがあっても退社させず、よく面倒を見て立派な人に仕立てなければならない」と語っています。
こうした愛情のなかで、グンゼ(郡是)の生糸は世界的に認められる品質を誇ることになります。
そこには、仕事への姿勢を次のような教訓を伝え、若い工女たちはしっかりと受けとめていたという背景があります。
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一、心が清ければ、光沢の多い糸ができる
一、心が直ければ、繊度の揃うた糸ができる
一、心に平和があれば、節のない糸ができる
一、心に油断がなければ、切断のない糸ができる
一、自ら省みて恥ずるところがなければ、力の強い糸ができる
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アメリカの織物業社スキンナー商会との取り引きが始まり、工場見学をして生糸の品質の高さの背景には、創業者と現場の工女たちの誠実な精神性を目の当たりにして驚嘆の声をあげました。
スキンナーが「寄宿舎はまるで学校のようだ」と言えば、波多野は「表から見れば工場で、裏から見れば学校だとみんな言います」と答えていたというエピソードが残っています。
「物語」とは、まさに「物」が「語る」ことです。
グンゼの「生糸」をみれば、この品質をつくり出す人たちの精神性が自然にその製品自体が語り出してしまうのです。
阪口製作所の合い言葉は「不可能を可能に!」ですね。それぞれのポジションで、その役割と責任をしっかり果たしながら、そこに「らしさ」を表現してもらいたいと思います。
8月10日 企業文化の創造(3)・・・グンゼ③
おはようございます。
グンゼ(郡是)の生糸の製品が、世界的にその品質を認められた背景には若い女工の懸命な努力があったことを紹介しました。
創業者の波多野鶴吉が、何鹿郡(現在の綾部市)という地域を発展させて若い女性たちが働く場、教育を受けられる場としての役割と責任を果たそうとグンゼは設立されました。
その寄宿舎には次のような額が架けられていたそうです。
*********************
一、最善の天道を信じ
一、最上の人格を養い
一、最善の勤務を盡くし
一、最良の貢献をなす
*********************
波多野鶴吉の考え方の基本は
「善い人が良い糸をつくり、信用される人が信用される糸をつくる」というものでした。
真面目で誠実な仕事が、最上の品質の製品をつくると信じていたのです。
よく「その仕事をみれば、その人の人格がわかる」と言われる通りですね。
「これは誰の仕事なのか?」と聞かれたとき、「いい仕事をしてますね」と言われるか、「いいかげんな仕事をしてますね」と言われるかのどちらかでしょう。
そこに思いやりと感謝があるかどうか、真摯に向き合っているかどうか、使う人の気持ちを思って造っているかどうか、が問われます。
そうした人たちが集まって仕事をしていると、その企業には「らしさ」という企業文化が醸成されるようになります。
「阪口に頼めば大丈夫!」、「阪口さんにお願いすると安心だ!」といった言葉をたくさんお客様からかけられるようになると、間違いなく「らしさ」が定着していくことでしょう。
お客様に信頼される創造的な企業文化を大切にしていきたいものですね。
8月11日 企業文化の創造(4)・・・風土と文化
おはようございます。
グンゼの創業の物語と企業文化の背景にあるものを紹介してきました。
仕事を通じてどのような人格、品性を養うことができるかについて
グンゼの創業者・波多野鶴吉は
「善い人が良い糸をつくり、信用される人が信用される糸をつくる」と言い、
真実に生き、誠実な人になることを願いました。
実際に、グンゼの生糸(シルク)の品質は世界が認めることとなりました。
そしてグンゼで働く若き女工たちは、仕事と共に手厚い教育を受けることが
でき、人間性の成長も果たしていくこととなりました。
こうして涵養された企業文化は、グンゼの伝統となっていったのです。
よく企業風土と企業文化という言葉を耳にすると思います。
風土とは、その地域の独特の文化風習なのですが、いうなれば「地域らしさ」
と表現することができるかもしれません。
たとえば京都と鳥取では、その地域の歴史と伝統が違うために、
そこで働く人たちの感性が醸し出されます。
それはどちらが優れているとか劣っているとかという問題ではありません。
自然に溢れ出るその地域の特性ともいえるでしょう。
テレビ番組の「県民ショー」では、それぞれの出身地の違うタレントが
ふるさと自慢をしていますが、そこには地域の風土が感じられますね。
さて企業文化ですが、これは企業の「あるべき姿」を示した経営理念や
社是、社訓を、社員がその言葉を心で受けとめて大切にして、仕事に打ち込み
社員が心を合わせて努力していくことで創られるものです。
阪口製作所の経営理念「笑顔・感謝・思いやり」という言葉を心に受けとめて
仕事に向き合うことによって、会社全体の雰囲気が創り上げられていきます。
これは地域の特性とか、個人個人の性格や価値観を超えて、会社が目指す方向
に向かっていくことで醸成されるものです。
風土は自然に振る舞うなかで表れてきますが、
企業文化は経営理念などの「言葉」を社員さんたちが皆で意識することにより
創り出されていくというものですね。
そして阪口製作所で仕事をすることにより、「笑顔・感謝・思いやり」の心を
大切にしてもらいたいというのが企業文化につながっています。
阪口製作所が目指す企業文化を創っていくことによって、
次のような人たちがたくさん現われるのではないでしょうか。
・どんな時も笑顔のある人
・謙虚で、感謝のある人
・愛情をもち、思いやりのある人
・そして不可能に可能にできる、挑戦の人
グンゼの創業の物語と企業文化の背景にあるものを紹介してきました。
仕事を通じてどのような人格、品性を養うことができるかについて
グンゼの創業者・波多野鶴吉は
「善い人が良い糸をつくり、信用される人が信用される糸をつくる」と言い、
真実に生き、誠実な人になることを願いました。
実際に、グンゼの生糸(シルク)の品質は世界が認めることとなりました。
そしてグンゼで働く若き女工たちは、仕事と共に手厚い教育を受けることが
でき、人間性の成長も果たしていくこととなりました。
こうして涵養された企業文化は、グンゼの伝統となっていったのです。
よく企業風土と企業文化という言葉を耳にすると思います。
風土とは、その地域の独特の文化風習なのですが、いうなれば「地域らしさ」
と表現することができるかもしれません。
たとえば京都と鳥取では、その地域の歴史と伝統が違うために、
そこで働く人たちの感性が醸し出されます。
それはどちらが優れているとか劣っているとかという問題ではありません。
自然に溢れ出るその地域の特性ともいえるでしょう。
テレビ番組の「県民ショー」では、それぞれの出身地の違うタレントが
ふるさと自慢をしていますが、そこには地域の風土が感じられますね。
さて企業文化ですが、これは企業の「あるべき姿」を示した経営理念や
社是、社訓を、社員がその言葉を心で受けとめて大切にして、仕事に打ち込み
社員が心を合わせて努力していくことで創られるものです。
阪口製作所の経営理念「笑顔・感謝・思いやり」という言葉を心に受けとめて
仕事に向き合うことによって、会社全体の雰囲気が創り上げられていきます。
これは地域の特性とか、個人個人の性格や価値観を超えて、会社が目指す方向
に向かっていくことで醸成されるものです。
風土は自然に振る舞うなかで表れてきますが、
企業文化は経営理念などの「言葉」を社員さんたちが皆で意識することにより
創り出されていくというものですね。
そして阪口製作所で仕事をすることにより、「笑顔・感謝・思いやり」の心を
大切にしてもらいたいというのが企業文化につながっています。
阪口製作所が目指す企業文化を創っていくことによって、
次のような人たちがたくさん現われるのではないでしょうか。
・どんな時も笑顔のある人
・謙虚で、感謝のある人
・愛情をもち、思いやりのある人
・そして不可能に可能にできる、挑戦の人
8月12日 企業文化の創造(5)・・・日東精工
おはようございます。
綾部にはグンゼと共に、もう一社の上場企業があります。
それが「日東精工株式会社」です。
「ねじ」で有名な会社なので、知っている人も多いかと思います。
日東精工ではなんと9万種類ものネジを製造しているとのこと。
すごいですね。
日東精工は世界的な企業にまで成長しましたが、やはり登記上の本社はグンゼ同様に綾部市から動かしてはいません。
それはなぜかといえば、日東精工もまた何鹿(いかるが)郡(現・綾部市)の地域振興のために設立されたという経緯があるからです。
まちづくりの振興というなかで、女子の就職先としてのグンゼと男子のための就職先として日東精工は設立されました。
地域振興のために雇用を創り出そうといった強い思いがあったのでした。
東京の服部時計店(セイコー)で働き、夜間は日本工学校で学んでいた青年四方重吉(しかたじゅうきち)は、関東大震災に遭ったために故郷・綾部に帰ってきました。
それで「四方時計工作所」を設立し、高級時計を修理することになりました。
その確かな技術により仕事も順調に増えていき、内弟子もとるようになります。
やがて企業が四方時計工作所に精密部品加工を依頼してきました。
それで個人の会社では対応できなくなってきたので、何鹿銀行に相談します。
その時の何鹿銀行の支配人から「綾部に男子の職場がないので、工業を育てるのはどうか」と提案されて、企業が設立されるようになりました。
その際に、四方重吉というカリスマ的な技術者の会社ではなく、綾部という地域振興に根ざした会社というので、社長を置かないで、初代会長として綾部信用組合の専務理事だった高倉康次が就任しました。
当時としては大変珍しい経緯で企業が設立されました。
創業は1938年(昭和13年)2月11日、この日は紀元節(現・建国記念日)でもあったことから、「日は東より」という「日東」を社名にして、日東精工株式会社が誕生しました。
「ねじ」は「産業の塩」と呼ばれているようですね。
軽自動車一台には約3000本、自衛隊の戦闘機には約32万本のネジが使われているとのことです。
このうち1本でもゆるんだり外れたりすると生命にかかわる事故につながります。
そこで「ねじづくりは人づくり」からを信条にして人財育成をしているそうです。
日東精工株式会社の公式ホームページ
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企業には目まぐるしく変わる情勢を察知し、いち早く変化に対応する柔軟性が求められますが、一方で、決してぶれてはいけない、不変の精神的な支柱が必要だと考えています。
それが当社においては「我らの信条」であり、「自己を磨いて」社業に尽くし、「誠実を旨として」一致、協力し、いかなる時も「感謝の心をもって」社会に貢献する、その企業姿勢だと考えています。
(トップメッセージより)
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誠実な仕事、信頼関係を大切にした「絆 経営」を旨とする企業文化には地域と共に生きて、成長発展するという、ありたい姿が現われているようです。
仕事を通じて、個人が成長し、家庭の幸せと、より豊かな社会づくりにつながっていくということが基本として大切にしなければならないとグンゼや日東精工の事例をみていただき、再確認していただければと思います。
これからお盆休みになりますが、心身を癒やしながらお過ごしください。
本コラムも22日(月)から再開いたします。